仕事を断れない
敏感すぎる人は仕事を断れません。
「これコピーとっておいて」
「あの資料なおしといて」
「外出するならついでにボールペン買ってきて」
あれもこれも引き受けてしまい、自分の仕事ができません。
それで結局残業したり、「仕事が遅い」と上司に怒られたりします。
人に頼まれるとイヤと言えません。
「いい人」すぎるのでしょうか?
いいえ、決してそうではありません。
断った時に相手が不機嫌になったり怒ったりするのを恐れているのです。
相手から後でいじわるされるのではと不安にもなります。
保身のためにいい顔をしてしまいます。
よくありそうなケースを紹介します。
友人と映画を観に行く約束をしていたのに、終業間際になって上司が近づいてきました。
嫌な予感。
「この資料書き直ししておいて」
今頃になってダメ出しです。
自分の仕事なので責任を感じて断れない……
断ったら怒られるかも……
結局、友人との約束はキャンセルすることに。
こんなふうに自分を犠牲にすることが多いのではないでしょうか?

「敏感すぎる」あなたのための対策方法
対策方法は1つではありません。
「仕事の断り方」をいくつかあげますが、本人の性格や周りの状況にあったものをいろいろ試してみましょう。
「たくさんかかえこまない」と決める
いろいろ頼まれてしまうのは、あなたが「頼みやすい人」だから。
まず簡単にできること。
それは
「たくさんかかえこまない」「がんばらない」
と決心することです。
そうすることで少し”仕事を気楽に頼みにくいオーラ”を出すことができます。
それは分かってるけど……と思うかもしれません。
しかし、まずは決心することが肝心なのです。
断ってはいけないという思い込み。
頼まれた仕事は必ずやるべきだという「すべき思考」
こういった認知の歪みがあなたを追い込んでいるのです。
「本当にそうしないとだめ?」
と、いったん自分に問いかけるクセをつけてみませんか?
「後回し」にする
なんでも即答で「はい、やっておきます」なんて答えてないでしょうか?
それでは次も簡単にお願いされてしまいます。
他人の仕事は後回しにして、まずは自分の仕事を優先しましょう。
後回しにするための断り方は
「今忙しいのでまた後で」
「手が離せないので30分後にまた聞いてください」
といった具合です。
聞こえないふりをする
いったん「聞こえないふりをする」というのも”頼まれやすい人”にならないための有効なやり方です。
ただ、あまりやりすぎると信用を失いますからほどほどに。
代替案を提示する
上述した「友人と映画の約束をしていたのに終業間際に仕事をふられた」例についてです。
こんなとき、
「終業時間だから帰らせていただきます!」
と、ただ突っぱねてしまうのは、今後の関係を考えるとまずいやり方です。
とはいえ、しぶしぶ受け入れてしまうのはもっと悪いです。
また気軽に”仕事をお願い”されてしまいます。
ストレスだって溜まるばかりです。
ここは「代替案を提示する」のがスマートなやり方です。
こんなふうに切り替えしてみてはいかがでしょう。
上司「この資料書き直ししておいて」
あなた「その仕事今日中でないといけないでしょうか?」
上司「いや、明日の午後の会議に間に合えばいいよ」
あなた「では明日の朝に仕上げます」
上司「OK。よろしく頼むよ」
こんな感じです。
もちろん、いつもこんなふうにうまくいくとは限りません。
しかし、とりあえず「代替案を提示する」ことで場面を打開できることがほとんどなのです。
上手な断り方として覚えておきましょう。
理由をつけて断る場合
代替案を提示してもダメなら、断る方向で進めてしまいましょう。
素直に理由を行って断るのです。
このとき、事細かく理由を言う必要はありません。
「約束があるので、申し訳ないですが、ちょっとできないです」
くらいで結構。
余計なことをいうと
「その友達との約束なんてまた今度でいいのでは?」
「約束の時間を遅らせてもらったら?」
なんて、つけこまれるスキを与えてしまうのです。
理由はあっさり、率直につたえて断りましょう。
範囲を伝える
仕事のヘルプを頼まれたとき全部引き受けていませんか?
「ここからここまでならできるので、残りはお願いしますね」
のように範囲を限定して伝えましょう。
何から何までやってしまうのはお互いのために良くありません。
